日本茶応援団をはじめたわけ
あれは、2012年の春。
桜並木の千川通りを走行中、
環七の高架下で信号待ちをしている時だった。
「日本茶応援団をはじめよう!」と思った。ふと。
ある時、日本茶をプレゼントした仕事先の男性が言った。
「林さんから日本茶を頂いたので、急須を買いました」と。
娘さんのいらっしゃるご家庭。
そうか、急須が登場したのか、嬉しいな。
その時は、そんな風に思っただけだった。
いつもは、コーヒーをポットサービスしているスタジオで、
ある日、日本茶を淹れてみた。
ゲストはすっかり遅れて到着したけど、
みんな冷めたお茶をごくごくと飲んでくれた。
へ~、冷めても美味しいみたい。
こんなことがいくつか続き、私のまわりには、
”日本茶を淹れたことがない”
“そもそも急須が家にない”
という人がけっこう沢山いることを知った。
そっか、私も、結婚するまで、「美味しいお茶」の淹れ方を知らなかったな。
お茶屋さんで日本茶を買ったこともなかったし、自分の好みの茶葉も知らなかったし、
そもそも「煎茶」と「ほうじ茶」ってなにが違うの?なんて思っていたくらい。
実は、きちんと淹れると、お茶は美味しい。
特に、人に淹れてもらったお茶は格別美味しい。
我が家では、自分で淹れもするし、淹れてもらいもする。
そんな日々の中で、ふと思いついた「日本茶応援団」
さっそく、まわりの友だちに
“「日本茶応援団」というのを始めようと思って!”
少々鼻息荒く話してみると、反応は実にはっきり分かれた。
「面白そう!」 か、「へ~」
「面白そう!」と反応した友だちは、団員となってくれた。嬉しいな~。
では、この日本茶応援団、何をする団かといいますと…
一.日本茶をたのしくのもう!
一.友だちや家族とどんどんのもう!
一.日本茶のおいしさを広めちゃおう!
一.日本茶の世界を我流できわめよう!
こんなシンプルなモットーです。
そんな私と団員がしていること、したいことは…
・いろいろなお茶の淹れ方に挑戦(ほうじ茶ミルクティ最近のヒット♪)
・仲間と、好きなお茶を持ち寄って飲み比べ
・茶器やSWEETSにこだわる
・旅先に、my日本茶を持っていって飲む
・野外での『お茶飲み場』を発掘する(夜明けの富士山とか、月夜の海辺とか♪)
・お茶普及の活動として、イベントやフェス、映画祭や学校などでお茶を淹れる
・日本茶応援団 大人の遠足にいく
やりたいことはいっぱい!
すでに、『日本茶応援団 大人の遠足』として、静岡の茶農家さんにも
おじゃましました。これからもお茶を作っている方々と繋がっていきたいです。
淹れるときに、「内野さんのお茶!」とお顔を思い浮かべながら頂くのは、
心の底がじんわり火鉢にあたってるような温さがあります。
私は、急須で淹れたお茶を楽しんでもらえる機会を増やしたい。
一杯のお茶を通して、県境も国境も超えて、沢山の人とつながり、
過去と未来ともつながる…そんな形が、日本茶応援団の理想です。
「一杯のお茶。それをきちんといれることができるなら、
あなたにはすべてのことができるはず」
(イスラムのことわざ)
日本茶応援団 団長 (つまり、言いだしっぺ) MARIKA
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「イベントやパーティでお茶を淹れて欲しい!」
「もっと団について知りたい!」「取材をして
みたい!」「相談にのってほしい」など、
ご希望がありましたら、お手数ですがメールでご連絡ください。
のんびりおっとりの活動ですが、
どうぞよろしくお願いいたします。
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