”もしかして世界でもっとも美味しい紅茶が飲めるのは日本とトルコかもしれない”

 

初めて、紅茶の国イギリスを訪れたのは大学生の時でした。

イギリスではさぞかし美味しい紅茶が飲めるに違いない!と心弾ませていた

ものの、ティーバッグとお湯が出てくる事実に驚愕!そうなのか…とちょっと

しょんぼりした気持ちになったのでした。(大学生が行けそうなお店では…と

いうことだと思いますが)そして忘れがたかったのが、アイスティのこと。

訪れたのは真夏で、近年まれにみる暑い夏でした。ロンドンのお店は、クーラーが

きいておらず、「暑い!暑い!」「とにかくこんな時はアイスティが飲みたいよ!」と

友だちとアイスティを探しまわりました。しかーし、ロンドンでは冷えた紅茶を

みつけることができませんでした。20年以上前のイギリスでは、”アイスティ”

なるものは邪道だということを知ったのは、帰国してからのことでした。

でも、私たちはとうとうアイスティをみつけたのでした。ロンドンからバスで

1時間半ほど離れた小さな町のカフェで、冷蔵庫にガラスのコップにいれられた紅茶が

鎮座していたのです。おぉぉ~、あれは夢のアイスティでは?! 友だちと喜んで

注文しました。冷やしたばかりだったのか、ぬるめのアイスティでしたが、

そのアイスティのおいしかったことといったらなかったです!

 

あれから20年以上がたち、イギリスを再訪し、ヨーロッパにもちょこっと行って

みたけれど、町のカフェやホテルのレストランなどで提供される紅茶は、なんと

未だに?ティバッグが多いことに驚き続けています。今回、カナダ経由でチリに

行ったのですが、意外なことに茶葉=リーフでお茶が提供されたのは、イースター島の

レストランだけでした!

(↑はイースター島の名レストラン TE MOANAです♪)

ここでは、好きなお茶を選ばせてもらえるようになっていました。地球の裏側でも

やっぱり茶葉で淹れたお茶は美味しかったです。香りがあるし、味にお茶の奥行きが

感じられました。

 

そして、30時間以上を機上で過ごし(イースター島⇒サンティアゴ⇒トロント⇒羽田)

やっとこさ帰国してから、近所の喫茶店に行きました。そして、あらためて紅茶の美味しさに驚きました。か、かおりが良い~!!味が360度あるっ!!(なんとなくわかりますか、

この感覚?)500円でこの紅茶が飲めるって、もしかしてすごいことなんじゃないかと

驚愕しました。日本茶の美味しいお店はまだまだ少ないけれど、もしかしたら、紅茶を

500円で美味しく飲めるランキングがあるとしたら、世界有数なのではないかと思いました。知らないうちに、東京は美味しい紅茶飲める都市ランキング上位になっている可能性があるのではないかと…。

 

あ、でも、忘れてはなりません!トルコも美味しかったです!イスタンブールの市場の中の小さなお店でもどこでも、チャイはすばらしく美味でした。あちらは濃い目に淹れて、

渋かったらお湯で薄めるというスタイルがポピュラーなようで、”存在感のないチャイ”というのには出会いませんでした。さすが、チャイの国、トルコです! しかーし、紅茶の産地、スリランカやインドには行ったことがないので、茶葉がポピュラーなのか、それともやっぱりティーバッグが主流なのか、今後確認してみたいところです。

 

そして思うのは、東京でこれだけ美味しい紅茶が飲めるのならば、これからはもっともっと日本各地で美味しい日本茶が飲めるようになっていって欲しい!ということです。自分が旅行者なら、美味しい日本茶を”日本”で飲みたいですもの。紅茶が美味しく淹れられるのなら、かならずや、美味しく日本茶を淹れられます。紅茶と日本茶、どちらも美味しく飲めるカフェやレストランがもっともっと増えますように願ってやみません。

 

(文章:marika  2016年2月29日)